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2012年05月07日（月）

「Xbox 360のアカウントハックはUKから？」

　全世界及び主要各国のXbox 360累計販売台数に対して『FIFA12』の所持率を計算してみました。ハードを複数台所持している可能性は高く、ソフトを複数本所持している可能性は低いので、正確では無いと思いますがひとつの指標となるかと思われます。（ソースはVGChartzの4月21日付け集計です）なお、“Europe” は、“UK”、“Germany”、“France” を含む全域を表し、“Global”は、“USA”、“Europe”、“Japan”、その他の国の合算を表します。

「Xbox 360のアカウントハックはUKから行われている」と言う噂ですが、『FIFA12』の所持率を見るとなるほどダントツにUKが高いので、確率的にも可能性は高いと思われます。

　次にPlayStation3累計販売台数に対する『FIFA12』の所持率です。USAとUKはハードの台数はXbox 360の方が高いのに、全体的にソフトの所持率はPS3版の方が高いです。但し日本だけ低いです。恐らくは『ウイニングイレブン』の方が日本では売れているのでしょうね。

全体的にPS3版の方が売れている理由としては『FIFA12』を使ったワールドカップがPS3版で行われているからなのではないかと思われます。

　『FIFA12』は色々なプラットフォームから発売されていますが、ことHD機であるXbox 360とPlayStation3のみに絞って、そのシェア率を計算してみました。

『FIFA12』のHD機に於ける販売シェアは全体的にPlayStation3版の方が高く、 “USA”、“UK” で辛うじてXbox 360版が過半数を超えてます。こちらは各国のハードウェア普及率に沿っている感じですね。

こちらはおまけとして。“Japan” の市場は極端ですね。日本マイクロソフト社の努力の結果です。並びにゲハ民の努力の結果でもあるのかな？

そして全世界的に『FIFA12』はXbox 360版で5.5%しか所持率が無い事も分かりました。『FIFA12』を持っていると、アカウントハックされた後にやられる、FUTの選手カードパックを買われると言う被害を防ぐ「セキュリティ質問」を設定出来るのですが、現状だとおよそ100人ハックすると94人は被害に遭うと言う事になります。『FIFA12』被害を防ぐには『FIFA12』を買うか借りるかして「セキュリティ質問」を設定するしかないです。

しかし「セキュリティ質問」をして防げるのはあくまでも『FIFA12』被害のみで、アカウントハックの危険性は依然として残っており、『FIFA12』以外で、例えばXBLAやGoDなどのゲームを買われる危険性は残っている訳です。また「アカウントハックはUKから」と言う噂も『FIFA12』に限って「可能性が高い」事が分かりましたが、その他の目的の場合では「UKから」とは断定しづらいのも確かです。

そしてPS3版はなぜアカウントハックがされないのか。噂の「公式サイトにてブルートフォースアタックでパスワードを割る」事が出来るか出来ないかで差が出ているのでしょうか。

現状、Xbox公式サイトにXbox LIVEに登録したWindows LIVE IDでサインインする場合、パスワードを10回間違えると以後CAPTCHA認証が必要ですが、相変わらずキャンセル可能です。但し認証が通るまでCAPTCHA認証は毎回要求されます。とは言えその度にキャンセルが可能で、IDを入れ直してパスワードを試みる…というループが決まっています。根本的に認証システムを変えないと行けない気がしますが…どうする、マイクロソフト！？

Xbox LIVE アカウント セキュリティーなるページが公式に上がっていますが、見つけにくいです。公式TOPから分かりやすくリンクしてもらいたいものです。

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