そらまめのつぶやき


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2012年01月28日(土)
「EAアカウントと“FIFA12事件”の関連性について考察」
 前の拙記事「なぜ『FIFA12』が狙われたか」では触れなかったEA(Electronic Arts)アカウントと“FIFA12事件”の関連性について考察してみたいと思います。
「なぜ今頃?」と思われるでしょうが、まあ確かに。今日「書こう」と思いつきましたのでお付き合い頂ければと存じます。
Xbox 360のアカウントハックされた方の共通点を考えてみますと「『FIFAワールドクラスサッカー』シリーズを持っていなかった」のではないかと思います。被害に遭った方のほとんどがこれに該当しており、持っている人が被害に遭った事例を(個人的に)見かけませんでした。
で、EAアカウントとの関連性ですが、持ってない人は勝手に作られたとの報告があります。盗んだゲーマータグでEAアカウントを作る理由としては、前回述べた「FUTのカードトレード」に使うためです。EAのサイトでFUTのカード購入(ゲーム内コインのみ)、チーム編集、トレード、オークションなど、試合以外の事が出来てしまうのです。
なので盗んだタグでEAアカウントを作ってカードパックを買いまくり、PCからEAのFIFAページにサインインし、自分のXbox 360の本タグとカードのトレードする寸法です。
では、なぜ『FIFAワールドクラスサッカー』を持ってない人が狙われるか。それは「EAアカウントを持っていない可能性が高い」からだと思います。EAの他のソフトでEAアカウントを作っていたら『FIFA』シリーズを持っていなくても狙われにくいかも知れません。
ウチがここで「狙われにくいかも」と言うのは、EAアカウントとWindows LIVE IDのメールアドレス・パスワードがそれぞれ異なる場合を指します。異なっているとEAアカウントのハックを行う手間が出ます。それならばEAアカウントがないゲーマータグを狙って、EAアカウントを作ってしまう方が手っ取り早いはずです。
しかし「EAサーバーからアカウント情報が漏れた」と指摘する人もいます。恐らくは漏れたのでは無く、WIndows LIVE IDのメールアドレス・パスワードとEAアカウントのメールアドレス・パスワードを同じにしていたのでは無いかと思います。ゲーマータグが盗まれた時点で同じID・パスでEAサイトにサインインを試みるでしょう。サインイン出来たらしめたもの。そのままFUT(FIFA Ultimate Team)が使用可能です。
…と、ここまで書いてちょっと検証したのですが、矛盾を発見しました。どうやらゲーマータグさえあればFUTが出来るようです。その方法までは書きませんが。
書いた文章は無駄になると思いましたが、事実に沿って考察しましたので、犯行はその線で行われたと思って良いかも知れません。矛盾があるとおり、全てでは無いでしょうけれど。
最後に、「MSPをストックしていない」「クレジットカードを登録していない」から安心とは限りません。目に見えた被害は無くても割られている可能性はあります。なので拙記事「自衛策」のように、Xbox 360専用のWindows LIVE IDを取得使用して、ソーシャルハックされないよう厳重に管理することをお勧め致します。
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Sat, 28 Jan 2012 16:33:54 +0900


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